【茶臼山】愛知県最高峰でお手軽ハイキング(愛知県北設楽郡)

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今回は愛知県の茶臼山と、その眼前にある茶臼山高原をご紹介します。

茶臼山は愛知県最高峰でありながら普段登山をしない人でも山頂までハイキングできる山です。訪れる人はそれほど多くないため、静かな森の中で森林浴をすることができます。

茶臼山高原は駐車場から標高の高いところまでリフトで登ることができ、高所からの景色が魅力的です。リフト乗り場の付近は屋台や芝生の広場があり、子ども連れの家族でも楽しめます。

そんな茶臼山にハイキングした時の様子、茶臼山高原のリフトで上まで登ったときの様子をご紹介します。

茶臼山・茶臼山高原とは

茶臼山は愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡根羽村にまたがる標高1416mの山で、愛知県最高峰となっています。晴れた日は山頂からは南アルプスを眺めることができます。
茶臼山とその南西に位置する萩太郎山との間が茶臼山高原と呼ばれていて、これらのエリアが天竜奥三河国定公園として整備されています。
茶臼山高原は冬にはスキー場となりますが、冬だけでなく通年リフトやレストランが営業しており、春は芝桜、夏はサンパチェンスという花が斜面を彩ります。

マップ中央が駐車場、右側が茶臼山高原、左側が茶臼山山頂方面です。
5月頃には茶臼山高原で芝桜が斜面を埋め尽くすようです。

茶臼山ハイキング

今回のハイキングルート

茶臼山のホームページにハイキングコースの案内が載っていますので、ルートの詳細は以下のURLからご確認ください。
茶臼山高原HP(外部リンク):https://www.chausuyama.jp/exercise/2014030311562465.html

上記URLからハイキングコースのPDFをダウンロードすることができます。
今回は休暇村登山ルートで茶臼山山頂まで登り、下りは雷岩→夫婦椹を経由するルートで休暇村に戻りました。
距離は2.3km、コースタイムは1時間半程度でした。

ハイキングコース前半はなだらかで気持ちの良い道

今回車を止めた駐車場(P1)から北側すぐのところにハイキングコースの入り口があります。
駐車場はほぼ満車で想定以上の混雑だったのですが、ハイキングコースに入ると一気に人の数が減り、自分たちの周りは樹木ばかりです。
ハイキングコースの登り前半はなだらかな道で、体力を消費することなく森の雰囲気を堪能できます。

木々に囲まれて土の道を歩いていきます。
晴れていると木漏れ日が気持ち良いです。

途中、幹に穴が空いている木に出会いました。
この木は穴の形がハート型に見えることから、「ハートの木」と呼ばれているそうです。

後半は急な階段もあって少し大変かも?

ハイキングコース登りの後半は木で作られた階段を何度か登ります。
最初の一段目の段差が大きかったりと、滑って転ばないように注意が必要です。
登山靴を用意する必要はなかったですが、ウォーキングシューズなど、歩きやすい靴を履いた方が良いです。

とはいえハイキングは山頂に着いたときの達成感も醍醐味の一つ。
山頂まで少し頑張れば山頂に用意された展望台から景色を眺めることができます!
私が登った時は途中で鹿と遭遇することができ、元気をもらえました。

茶臼山山頂から南方面の眺め。手前に見えるのが茶臼山高原です。
途中、鹿がこちらをじっと眺めていました。

山頂から下山するルートも、登りと同じような雰囲気の道となっていて、
しばらく木段と土の道を降っていくとハイキングコースのゴールです。

茶臼山高原で眺望を楽しむ

まずはリフトのチケットを購入

P1駐車場のすぐ目の前にリフトのチケット売り場があります。
リフトは片道500円、往復800円です。リフトの運行時間は曜日や時期によって異なります。
また、リフトではなく徒歩で高原を登ることも可能で、その場合は片道20分ぐらいのようです。

リフト乗り場の近くには広場や屋台がある

リフト乗り場はチケット売り場のすぐそばですが、その間に草地の広場と屋台があります。
広場で遊んでいる子どもたちや屋台で食べ物を買って食べている観光客で賑わっています。
私は屋台で美河フランクを買って食べました。他にも川魚の塩焼きや焼きそばなど、美味しそうな食べ物が並んでいました。

リフトで高原の上へ

屋台のフランクを食べ、ようやくリフトに乗ります。リフトに乗っている時間は約10分ぐらいです。
リフトの両隣は森になっていますが、乗っている間にちょうど森から4匹の鹿が姿を現しました。茶臼山でも遭遇しましたし、この辺りは鹿の数が多いのかもしれません。運が良いと出会えるかも?
リフトが終点に近づくと、綺麗に植えられたサンパチェンスが出迎えてくれます。

リフトを降りると目の前に展望スポットがあります。
より高いところから景色を眺められる階段付きの展望台や、景色を眺めながらのんびりできるソファやテーブルが設置されています。
私が訪問した日は遠くの空には雲がかかっていて見ることができなかったのですが、天気が良いと南アルプスなどの山々を眺めることができるそうです。

アクセス情報

ルート情報

今回私が神奈川方面からアクセスした際のルートとなります。
新東名高速道路 浜松いなさ北ICから三遠南信自動車道に入り、蓬莱峡ICで一般道へ。その後国道151号線をしばらく進み、県道506号線に入って6km程度で到着します。
県道506号線は山登りの道になりますが、整備されていてすれ違いも問題ないです。

駐車場情報

駐車場はP1~P6まで用意されていて、合計で1000台は止められます。私はリフト乗り場から一番近いP1に止めましたが、こちらはほぼ満車でした。
駐車場の位置は茶臼山のホームページに地図がありますので、以下のURLからアクセスして参考にしてみてください。
https://www.chausuyama.jp/day/doc/2014020715253302_6.pdf

まとめ

茶臼山・茶臼山高原は老若男女問わず気軽に自然や景色を楽しむことができるスポットでした。
茶臼山高原の方は特に休日は混雑するかもしれませんが、都会では出来ない森林浴をしたい方や子どもと自然の中で遊びたいファミリーの方におすすめです。

名称:茶臼山高原/一般財団法人茶臼山高原協会
住所:愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185
アクセス:三遠南信自動車道 蓬莱峡ICから約1時間
営業時間(リフト):
 平日 – 11:00~16:00
 土日祝・長期休暇 – 9:00~16:30
 芝桜祭り期間 – 8:30~18:00
料金(リフト):片道500円、往復800円
駐車場:1000台(無料)
参考:茶臼山高原協会HP(外部リンク)

はる
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自然が作り出す景色や四季を感じられる場所を巡っています。
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